牛乳が好き
ワ
ークアウトをめいいっぱいやったあと、心から牛乳が飲みたくなりました。
ということで、今日は牛乳の話をします。
わたしは、牛乳が飲めない環境では生きていけなくなるんじゃないかと思うほど、牛乳が大好きです。
幸いなことに、日本にいるかぎり自分の望む牛乳を手に入れるのはとても簡単です。
問題は、海外に行ったとき。
海外では、まず“牛乳探し”がわたしの旅のルーティンになります。
もちろんどこにでも牛乳はありますが、味がちがうのです。
牛乳による比較文化論。
イタリアと韓国の牛乳は、日本の牛乳と比較的似た味がします。
これは牛乳にかぎらずなのですが、これらの国は食べること自体の楽しみ方というか楽しみ具合が似ている気がするのですよね、日本と。
一方で、他の多くの国ではどうにも加工乳っぽさが前面に出ている気がします。
これまでで一番「これはちょっと」と思った牛乳は、バリで出会ったものでした。
「この飲み物は何ですか?」と聞かれても、「牛乳です」とは言いづらい味でした。
暑い国で牛乳が飲み物として選択肢に挙がりにくいから、おいしく飲むよりも保存性の高さを優先するという可能性もあるかもしれないですね。
そして種類が豊富すぎて混乱するのが、アメリカ。
ノンファット、ローファット、ビタミンD入りなど、種類が多すぎて迷ってしまいます。
しかも、日本で売られているような“いわゆる普通の牛乳”をあまり見かけません。
さすが肥満大国、脂肪分を気にして普通の牛乳は飲まないのでしょうか。
でも、観念して飲み続けていると、日本の牛乳とはちがう味の牛乳を「これがスタンダードなんだ」と思えるようになってくることもあります。
1ヶ月フロリダに滞在していたときがそうで、そのときはビタミンD入りの牛乳がお気に入りでした。
日本で好きなのは、メグミルクです。
そして牛乳は、喉ごしを楽しみながら飲むのがいちばん美味しいと思います。
ごくごくと。
* 2025年4月に加筆修正しました。
追記(2025年4月)
最近はアメリカでもwhole milk、いわゆる日本と同じ牛乳が簡単に手に入るように思います。少なくともハワイやNYでは。
もしかすると今は、アーモンドミルクやオーツミルクといった植物性の代替ミルクが健康志向の人たちのニーズを満たすようになったことで、whole milkも新たな棲み分けの中で、その存在意義を相対的に高めているのかもしれません。
他の国でも、以前とは違う変化が起きている可能性がありますね。
現在のさまざまな国の牛乳事情についても、もし知っていたらぜひ教えていただけるとうれしいです。
Photo by ROBIN WORRALL on Unsplash